令和元年度卒業証書授与式
2020年3月25日 08時10分令和2年3月24日(火)午前10:00より、令和元年度卒業証書授与式を行いました。
新型コロナウイルスの影響で、縮小した形になりましたが、無事卒業式を終えることができました。
6年生にとっては、久しぶりの登校で、友達や先生と会うことができ、とても嬉しそうでした。
式では、校長先生から児童一人一人に卒業証書が手渡されました。
その後、短くまとめた校長先生の式辞がありました。
式辞
本日船木小学校を巣立っていく六十五名の卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。みなさんにはなむけとして、最後のお話をします。
これを見てください。数字の「一」です。とても小さな数字です。しかし、この「一」を、最大の数であると考えた先生がいます。ドイツ人のルドルフ・シュタイナー先生です。シュタイナー先生は、「一」が最大の数であることの例を、次のように説明しています。
「地球は一つしかない」
「太陽は一つしかない」
「そして皆さん自身は一人のかけがえのない存在である」と。
「一」は、数字の中では小さな数かもしれませんが、人間の生活、社会の中では、最大の、そして最も大切な存在を象徴していると言っているのです。みなさん。かけがえのない、世界でたった一つの存在である自分の可能性を信じ、絶えず自分を成長させてください。そして、自分と同じように懸命に生きているかけがえのない他の人を、大切にしてください。
名残は尽きませんが、卒業生のみなさんの輝ける未来に幸多からんことをお祈りして、式辞といたします。
令和二年三月二十四日 新居浜市立船木小学校長 高浜 武
PTA会長さん、青少年健全育成会副会長さん、校長先生より代表児童に記念品贈呈、卒業生別れの歌、校歌斉唱を行い、卒業式が終わりました。
式の後教室で、担任と卒業生の最後のお別れをしました。
最後に卒業生は、教職員の持つアーチをくぐって、船木小学校を巣立っていきました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。