斎藤隆介さんの作品にふれて

2019年2月27日 16時00分

 3年生は、国語科で「モチモチの木」の学習を終えました。その発展として、学校司書の先生に「八郎」を読んでいただきました。「モチモチの木」は、5歳になった豆太が、じさまのために勇気を出して医者様を呼びに行く話です。「八郎」では、巨人の八郎が津波から田を守るために生きたまま防波堤になる話です。その他にも、「三コ」「花さき山」など、名作がたくさんあります。斎藤さんの作品に流れる「やさしさ」は、「生きることの意味」や「困難に立ち向かう勇気」につながるものです。「人間、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ」という豆太のじさまのせりふが、心に沁みます。