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4/25(木) - 今日の給食

2024年5月1日 10時20分

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 牛乳・ごはん・きびなごのカリカリフライ・浦上そぼろ・いりやき風

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 【日本全国味めぐり献立】の日でした。

 今日は、長崎県の郷土料理が登場しました。

 長崎県は、九州の西北部に位置し、平坦地が乏しく、山岳や丘陵がたくさんあります。海岸線は、北海道につぐ、全国第2位の長さです。

 「浦上そぼろ」は、長崎県浦上地区の郷土料理です。1,500年後半、浦上地区でキリスト教を布教していたポルトガル人宣教師が、当時肉を食べる習慣がなかった信徒達に「健康にいい食べ物」として豚肉を食べさせようと作られたのがはじまりといわれています。名前の由来は、ポルトガル語で「ソプラード」”余りもの”からという説や素材を粗く切ることを表す「粗おぼろ」からという説があります。

 「いりやき」は、対馬に古くから伝わる鍋料理です。昔から、地元の家庭には、冠婚葬祭で人々が集まった際に、家で飼っていた鶏をさばいて寄せ鍋を作ってもてなす習慣があり、それが今の「いりやき」につながったといわれています。海が近い地域では、鶏の代わりに魚を入れることもあり、2つのタイプの「いりやき」があるそうです。